気が付けば、お正月も過ぎ成人式も終わりましたね。
月日が経つのは早いものですね。
ごちそうに囲まれるこの時期、暴飲暴食でみなさんの肝臓や消化器官もたくさん頑張ってくれたのではないでしょうか?
そんな疲れた内臓を労う風習が七草粥ということですね。
さすが!私たちのご先祖様は素晴らしいことを考えてくださいますね。
お粥といえば、関西では「おかゆさん」とか、「おかいさん」と
さん付け呼ばれることが多いのをご存知でしょうか?
大阪のおばちゃんの「あめちゃん」にみたいな感じですね。
あっ、またお話が逸れていきそうになりましたね。
本題に戻ります。
取れる野菜が少ない冬の時期に、栄養素を補える献立として広まった七草粥、
いったいどんな栄養素が含まれているのかみてみましょう。
セリ…免疫力を高め風邪やインフルエンザを予防するビタミンA。疲労回復に効くビタミンB群。疲労回復を手助けするビタミンC。加えて鉄分も多く含まれているため、
冷え性・貧血の症状を和らげます。
ナズナ(ぺんぺん草)…セリ同様ビタミンA、B群、C、カリウム、鉄が含まれている他、カルシウムや亜鉛なども含まれています。
ゴギョウ(ハハコグサ)…実は詳しい栄養成分が分かっていないキク科の植物。しかし、咳やのどの痛みを和らげる作用があると言われています。
ハコベラ…タンパク質が比較的多く含まれ、ミネラルをはじめとした栄養に富んでいます。また、利尿作用のあるサポニン、止血作用のあるクマリンが含まれています。
ホトケノザ…高血圧の予防・胃腸の働きを整えます。
スズナ(かぶ)…胃腸の消化を助けるアミラーゼ、免疫力を高めるビタミンC、むくみを解消するカリウムが含まれています。
スズシロ(大根)…スズナ同様、胃腸の調子を整えるアミラーゼ、ビタミンCが豊富で、肌を若々しく保つ効果も。また、食物繊維も豊富で便秘の解消に効果があります。
ざっとこんな感じですね。
胃腸の消化を助けつつ、しっかりビタミンもとれ、疲労回復効果や利尿作用といったデトックス効果も期待できる錚々たるラインナップですね。
七草粥を食べてオイルリンパマッサージをすると、もしかしたら、美容・健康に効果絶大なんじゃないかなと思います。
七草粥とオイルマッサージのコンボ、ぜひ一度お試しいただければ幸いです。